• 保護活動
  • 2019年08月24日 | view 1,072
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保護犬うづきちゃん

うづきちゃんは、2019年の春、倉敷市保健所に保護された、皮膚の状態が痛々しい、華奢でビビリな野犬子犬の女の子でした。皮膚病治療中の間、隔離のためにステンレスの檻の中で過ごし、エリア係留まで通常より長くかかり、7月6日の譲渡会前にやっと係留されました。馴らしもまだまだの状態でしたが、その譲渡会で愛知県から駆けつけて下さったご家族が目をとめて下さいました。そして、おうちの準備を整えてから、空輸でお迎えいただけることになりました。
譲渡が決まってからも、倉敷の職員さんは、安全な譲渡の為、犬舎での収容状況や頭数によりますが、卒業までしばらく期間を設けて待って下さいます。うづきちゃんの卒業は8月7日と決まりました。それまで、犬舎内での馴らしをさらに進め、お散歩練習も頑張り、シャンプーやつめ切りもしました。
翌日の空輸に備え、保健所にお迎えに出かけ、我が家にお連れして、愛犬Edとお散歩。犬舎内でのお散歩練習はエアコンの効いた室内、シャッターを閉めた地下室でしたので、お外を歩くのは、2か月以上ぶりのはず。でも、とっても上手にEdの横をついてとことこ歩けました。うづきちゃん、天才か?!
リビングでは、いつの間にか、Edのふわふわベッドに横になり、ドヤ顔?!うづきちゃん、大物か?!
そんなこんなであっという間にお空を飛ぶ時間になりました。飛行機にバリケンごと吸い込まれていくうづきちゃん、うづきちゃんの乗った飛行機が雲間に消えるのを祈る気持ちで見送り・・
ご家族と無事再会、そして、おうちについてうづきちゃん元気だとご連絡いただき、胸をなでおろしました。お姉さんの横にピトリとくっついて和む写真が送られてきました。あら、なんとも相性が良いというか・・
そして、最近は、うづきちゃん、ガジガジ創作活動に熱意を注いでおられるそうで、お姉さんと知恵比べ。対策を立てつつも、これも成長過程とご理解下さっているご家族に感謝です。
本当に弱弱しい、ビビリの小さな野犬の仔犬うづきちゃん、こうして、終生のおうちを見つけることができました。脱走対策のお話、馴らしの心得など、色々ご理解いただき、寄り添って下さっているご家族に、そして、応援下さった皆様に、保護から丁寧に譲渡するため、一つ一つのステップを踏んで時間をかけて下さった職員さんに感謝です。

#倉敷市保健所 #倉敷っ子 #野犬子犬 #福田犬 #譲渡決定 #幸せだより #預かり #お散歩練習 #teamKAR #KAR応援団 

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