• 保護活動
  • 2018年09月17日 | view 1,192
  • 2
  • 1
  • 0
  • Ribbon Bookmark

倉敷の被災保護犬、チャーリーに終生のおうちを・・

2018年7月7日、七夕の日、岡山県倉敷市真備町、いつもより強い雨がいつもより長めに降り続き・・晴れの国岡山、災害の少ない安全な国と呼ばれる岡山に、大きな水害をもたらしました。
チャーリーは、その災害から保護主のお姉さんと奇跡的に脱出した、幸運な保護っこです。
その保護主のお姉さんは、私が犬ボランティアとして頻繁に訪問する倉敷の保健所に毎月のようにボランティアトリミングにお越しくださる、プロのサロンの才能あふれるお姉さん。
今年に入りフォスターサロンの活動を始められ、倉敷保健所から野犬子犬のチャーリーをレスキューされたのです。大切に向き合されて、ビビリのチャーリーは、ヒトとの距離を縮めて甘えたさんになってきていました。

私の尊敬するお友達、保護主のお姉さんの被災体験を許可頂いて、シェアいたします・・

「■「ワシがコロしてしもうたんじゃあ」
膝から泣き崩れるおじさん
外に犬を繋いだまま避難していた
  
 ■おかんに「犬と一緒に2階にあがっとけ」
「膝がイタイけん、よぉあがらん、犬と一緒に1階におる」
そう電話したのが最後じゃった
水が引いてかけつけたら、おかんと犬は一緒におった
「最期おかんは一人じゃなかったんじゃなぁ」
息子さんが弱く話す
  
 ■母親が夜勤で、子供は首まで水に浸かっているのに
「家族だから」
そういってずっと頭の上にチワワを抱えていた小学生の女の子
母親がその話を教えてくれている時も、その子は笑いも泣きもしなかった
「すみません、この子トラウマになってて」
それでも母親は生きててよかったと教えてくれた
 
 ■「1週間前に階段を登れるようになったんです」 
仔犬を1階に置いて避難した家族
「戻ったら2階にいたんです」
そういってその子を抱きしめる
  
出会ったヒトから聞く沢山のエピソードがある
 
【フェーズ0(発震直後)】
工場の爆発音を、堤防が決壊した音だと思い込み、6匹を連れ慌てて家を飛び出した
赤信号?渋滞?ブレーキを踏んだ一瞬で、一気に三分の一、車が水に浸かる
ハンドルを握る自分の手がブルブルと大きく震えるのを見た
いざとなったら6匹を連れて逃げられると思っていたけれど、自分の体をコントロールできなかった
1匹だけを連れていく選択肢は全くなかった
私の人生で最後に見る光景かと思った
 
【フェーズ1 超急性期(72時間まで)】
「止まれ!!!!!いう事を聞けええ!!!!!!!」
茶色一色の町に異様な臭いが漂う
ブルーシートがかけられているところがある
サイレンがなると行方不明者が発見された合図
水が引いて2日目
72時間の壁まで1日
熱さでみんな苛立っている中
警察がスピーカーメガホンで叫ぶ
インスタ栄えを撮りに来た者が道をふさぐ
15分で着く距離も、1時間半かかるほど渋滞した
 
【フェーズ2急性期 (1週間程度まで)】
数日しても体の震えが止まらなかった
PTSDという症状があることを知る
職場は大丈夫だったから
社長が毎日片付けに行ってくれ
私は仕事ができた
けどハサミがうまく握れないから事情を話して日を変えてもらおうと考えた
ボラトリの仲間がハサミを持ってかけつけてくれた
連休を使って家も片付けに来てくれた
ありがとうしか言えなかったけど、忘れたくない記憶
1日に2回充電するくらい安否確認と連絡でバタバタした
ペットの物資問題も発生し、みんなで夜な夜な仕分けもした
必要な時に必要な物を届ける事がこんなにも大切だと知った
 
【フェーズ3 亜急性期(1週間から1ヶ月程度まで)】
車に詰め込んだゴミ袋2袋分が全財産
いまだにおろせていない
 
【フェーズ4 慢性期(3ヶ月程度まで)】
伝えたい事は沢山あるけれどまだ時間が追い付かない
温度差を感じながら
9/1防災の日に少し備忘録
 
記事を書いてくださっていました
http://www.1242.com/lf/articles/121517/?cat=life&feat=pet
http://www.1242.com/lf/articles/126908/?cat=life&feat=pet 」

保護主のお姉さんは、ご自身のおうち、お車・・無くされましたが、それでも、ペット防災指導員として、支援物資を仕分けし、わんにゃんデイケアハウスのサポートをされ、被災ペットのためシャンプーやトリミングのサービスを続けておられます。ただひたすら、できることを全身全霊で続けておられます。
チャーリーは、こんな素敵なお姉さんとサロンでの避難生活をしながら、終生の家族ができるのを待っています。かわいいチャーリー、大切なチャーリー、お姉さんは大切に心込めてお世話されています。
わたしに何ができるかな・・と考えて、チャーリーのこと、ペットログにのせてみようと思い、お姉さんと相談し、書いています。
チャーリーは、幸運な子。こんなに優しいお姉さんにレスキューされ、あの大災害を生き延び、温かいヒトの手を感じています。まだ1歳未満の子犬のチャーリーに、この先いろいろなことを教えて下さって、終生愛と責任をもって一緒に歩んでくださる家族をみつけてあげるのが、お姉さんの願い。
どうか、応援よろしくお願いします。

チャーリーの里親様募集の内容です・・
https://www.pet-home.jp/dogs/okayama/pn227869/

写真左 : 今のチャーリーの様子 2018年12月生まれの子犬です。
写真中 : 水害にあったご自宅の様子
写真右 : 真備町総合公園に設置されている、トリマーさんたちが応援下さるサロンカー。
被災ペットのシャンプーやトリミングをボランティアでして下さっています。

#岡山県 #倉敷市 #真備 #豪雨災害 #被災犬 #保護犬 #里親募集 #野犬子犬

追記
チャーリー、募集終了とさせていただきます。
応援ありがとうございました。

会員登録をするとペットログにコメントをする事ができます。
会員登録がお済みの方は、ログインしてご利用下さい。

この投稿をしたメンバー

繋(倉敷市保健所犬ボランティア)(保護活動者) 繋(倉敷市保健所犬ボランティア)(保護活動者)

繋(倉敷市保健所犬ボランティア)

ユーザーID:140925

保護活動者(非法人)・岡山県

このメンバーのペットログ

おすすめの記事

PAGE TOP

ペットのおうち公式スポンサー / The Official Sponsors

  • PURINA
  • アイペット損害保険株式会社