プロフィール
20間年住み慣れた東京から、パートナーとの結婚を機に新潟県へと移住して10年目になるフリーランスの俳優(舞台)で、同時に通訳/翻訳業(英語日本語)です。
20歳での初舞台&俳優デビュー時は、当時の本名がそのまま芸名であり、業界での認知は"女優"でした。
30代半ば、戸籍上の名前だけでも自分自身の生きて来た性自認と合わせるため、性同一性障害の改名要請を東京家庭裁判所へ申立・受理されて、上記マークアンソニー道という名に改名しています。
私はトランスジェンダー男性です。
新潟移住先の地域で、定期受診はおろか狂犬病予防接種さえ受けさせず、ガンを放置され、身体的暴力や水とエサを意図的に与えないなどの凄惨な虐待を受け続け、急性末期腎不全を発症し余命2週間とされていたコーギーさん(当時15歳メス)を緊急救助。我が家で自ら里親となることを決心。生きる力が強く賢い子だったので、末期腎不全からは奇跡の復活&完治、放置されていたガンも手術も受けられるだけの体力を取り戻し、ガン摘出も成功!生きようとするエネルギーの高い、そして何より優しさに溢れた女の子でした。この子が18歳9ヶ月老衰で亡くなるまでの3年間で、老犬介護の技術アップと犬訓練士の仕事に興味が湧いたため、独学で開始しました。
その6ヶ月後、縁あって、末期ガンでホスピスに居るという飼い主様からの依頼で、飼い主ご本人が余命わずかで世話が出来なくなってしまったという12歳ポメラニアンくん(不幸なネグレクト状態で胴回り完全な脱毛状態、悪臭、口腔病、栄養失調、パニック障害あり)の里親となることを決意し、新潟県見附市より引き受けました。
「年齢的にもう生えてくることはないだろう」と獣医師から言われた、皮膚が丸見えになったお腹まわりの脱毛で、見た目だけだと大きなネズミのようなビジュアルだったポメくんでしたが、彼が持っていた生命力の強さのお陰で、いかにもポメラニアンらしい厚みのある美しいモフモフした被毛が生え揃い、ガリガリだった身体も、彼の骨格に理想的とされた4kgまで戻りました。
ポメくん14歳の冬、栃木県に住む知人宅の床下で野良母ネコが7匹の仔猫を産み、我が家でもネットを駆使して里親探しを手伝っていました。
母ネコが白血病キャリアであったため、里親探しは困難を極めました。
最後まで家族が見つからなかった兄妹仔猫2匹について、知人と話し合い、どちらか1匹が我が家のポメくんと馴染めるようなら、もし母体感染により白血病陽性であっても猫から犬へは感染の心配がなく、たとえ発症してもうちは在宅仕事なので看病可能な時間が一般家庭より多い事もあり、最終的にうちが最後に残った生後2ヶ月の仔猫くんの家族になると申し出ました。
そしてポメくんには、遊び盛りでヤンチャだけどカーチャン(わたし)には頭が上がらない性格の、暴れん坊で甘えん坊なサバ虎オス猫DDくんという弟が出来ました。
ヤンチャ坊主な弟猫との珍道中を、恐らくお互いに目一杯エンジョイしながら、ポメラニアンくんはその後16歳8ヶ月、老衰により看取ることになりました。
現在、親兄弟と慕っていたポメが居なくなり、ひとりきりになって10ヶ月を過ぎたサバ虎ネコ、DDくん1歳11ヶ月。ボケ担当が居なくなった漫才コンビのツッコミ担当DDには、いささか寂しさがすぎるようです。
私自身、日常生活に問題ない程度ではありますが、ASDとADHDという発達障害を抱えており、医療機関や専門医などから「犬との生活」が私の障害の社会的バリアを取り去る上で非常に重要かつ有効であるため、「犬との生活と日常訓練、その研究と発表」を続けるよう指示されています(現在、里子探しをしている最も重要な理由の一つです)。