ウサギの飼育方法に関する相談
投稿日:2021年07月19日
1ヶ月ほど前に、里親として当時生後半年のオスのネザーランドドワーフを迎えました。
ある程度人に慣れていて、部屋んぽ中は粗相もまったく無くお利口な子だと思います。しかし、一度エサをいれる時にかなり噛まれるなど、迎えた時から今まで特に懐いてくれたなぁと思える点が全くありません。撫でるのはOKで手に頭を近づける、人がケージに近寄れば出入り口でお待ちかね、抱っこはほとんどNG、部屋んぽ中は特に人に寄り付くこともないといった感じです。一度嫌がるのに爪切りを強行したこともいけなかったと思います(もう病院に任せます・・)もう少し仲良くなりたいです。ベテランのかたに色々アドバイス頂きたいです。
リード1979さん
2021年07月20日
こんにちは!
うさぎ5羽などと暮らす者です。
あくまで経験的なものとなり大変申し訳ありません。明確に示せる文献情報ありませんでした。
ネット上に情報はありますので小生の情報に加えてネット上で情報収集のほどお願いいたします。
ウサ飼いさん達との交流の中で頂戴したご意見や小生の30年ほどの経験からの意見をお伝えいたします。
「思春期」が原因では無いかと思いました。
生後半年くらいから5年目の間に起こる縄張り意識の高まる時期です。この時期は繁殖可能時期と重なることからおそらく関連があると思います。
個体差が大きいため、いつから始まりいつ終わるか、明確な時期はわかりません。
めちゃくちゃ出る子はちょっとした縄張り侵害で噛み付いたり、気に入らないと人間に向かってくる子もおります。他方で何の反応も無い子もおります(もしかするとウサからすれば必死に思春期を訴えてるのかもしれませんが、人間が気付いていないだけかもしれません)。
女の子の方が巣を守る観点から思春期が出やすいとの意見もありますが、我が家では男の子の方が強く出る傾向にあります。よって、雌雄差というより個体差が大きいかと思われます。
思春期の特徴としては、縄張りを侵害するものに対して噛み付く、前足パンチ、スプレーおしっこなどがあげられます。部屋んぽ中に撫でるのはOK、抱っこはOKでも、縄張り侵害したら噛み付く!なんてこともあるようです。
攻撃する相手もよくわかりません。小生にだけ向かってくる子もおりますし、妻だけに攻撃を仕掛ける子もいますし、誰彼構わず構わず攻撃を仕掛けてくる子もいます。
去勢すると落ち着く...という情報も見受けますが、去勢によって落ち着いたという意見も聞きますし、全く変わらなかったとの意見も聞きます。
結局、うさぎの思春期とは何なのか、よくわからないのが正直なところです。人間の場合も、思春期を感じないくらい穏やかな子もいれば、改造バイクで走り出す(すいません。古いですね)子もいるかと...。
もしかすると、A.N.さんのウサは今、思春期にあって、A.N様のご飯をあげている、ケージ掃除をしているを敵視していて攻撃してしまっているのかもしれなと思いました。
我が家にも、ケージに手を入れる(ご飯交換とトイレ掃除のため)と攻撃してくる子(小生にだけ)がおります。なので、この子のトイレ交換、ご飯交換は部屋んぽに出している間にささっと交換しております。
そして、作業中はケージの見えないところに移動させています。以前、部屋んぽに出している間に作業をしていると遠目に気付いたようで、一直線に小生に向かってきて太ももをガブリとやられたことがあります。おやつをケージ越しにあげようとした時には指先を狙って噛んできまして、爪と指の間にさっくり前歯が入ったことがあります。ただ、この子が部屋んぽ中に寝っ転がったタイミングで小生が撫でにいくと気持ち良さそうにしますし、部屋んぽ中に知らんぷりしていると寂しくなって小生にすり寄ってきて足元で寝っ転がったりします。
A.N.さんのウサさんはA.N.さんが好き(撫でるのはOKで手に頭を近づけるため)、でも、ケージの縄張りを侵害してくる時は嫌!と思っているのかと思いました。ケージまでお迎えに来ているのは、A.N.さんが好きで近づいてきているのか、縄張りの侵入者に対する警戒からなのかわからないところかと思います。
ケージ掃除+ご飯の時はウサをケージの死角に出してその間に済ませて、触れ合うのは部屋んぽの時とすれば、距離が近付いてくるのかもしれないと思った次第です。うさは結構警戒心が強く、心開くまでは辛抱が必要かも知れないです。これも個体差が大きいかと思うのですが、日々、少しずつ少しずつ距離が縮まっていくことが多く、「そういえば、半年前はこんなことしてくれなかったよな?」なんて感じかと...。
因みに抱っこNGのウサがほとんどかと思います。我が家に、とても慣れている子がいて、人が動けばついてくる、ずっと撫でてて欲しい、部屋んぽで遊び回るより人とベタベタしてたい子がいますが、抱っこだけは断固NGです。我が家の子では1羽だけ抱っこ大好きな子がいます(寝っ転がっていると腹の上にわざわざきて寝る)が、この子は人工保育で育てた子なので例外です。動画で見られるような子は、例外中の例外で日常の一部分を切り取っただけかと思います。因みに、このベタ慣れの2羽ですが、ちょっとしつこくすると怒って前足パンチをしてくることもありますので何でも受け入れてくれるということはありません。基本、ウサは王様(王女様)だと思って接しています。
因みに思春期の終焉ですが、これもよくわからないです。あるウサ飼いさんから聞いた話だと、釣り目のようにキツい表情をしたのに、ある日の朝、突然毒気の抜けた穏やかな表情に変わった。それまでケージ掃除をすると攻撃してきたのに、その日を境に攻撃しなくなり、ケージの中でも撫でさせてくれるようになったということがあったそうです。
我が家では、そこまで急な変化は無く、4-5歳頃になって、部屋んぽの時に急加速急停止のような大暴れをしなくなる(ぶるぶるジャンプはします)と、次第に穏やかになってきて、ケージの掃除も何も気にせず見てるだけになる子が多いです。
うさ飼いさんたちから聞いた思春期の終焉はだいたい3歳くらいのようですが、どこを思春期の終焉と考えるかで変わってくるので明確なことが言えず...。
まとまらず、申し訳ありませんが、ご参考になれば幸いです。