雑種(犬)のしつけに関する相談
投稿日:2021年01月18日
野犬の子犬を引き取りました。
怖がって怯えきっています。
ケージのすみで固まったままです。
食事は夜寝ている間にしているみたいです
とにかく臆病なんです。
人に慣れさせて外に出るのが目標です。
どうすれば安心しておちついてくれますかね?
みんなの回答
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あなたは動物看護師さんなのに、このような質問をされいて、
私はびっくりしました。
動物看護師さんということは、動物の事(生体として)は
そこそこご存じでしょうし、それ以前に動物好きなのでは
ないでしょうか(そんなに楽して¥がいっぱいもらえるお仕事では
ないと思います)
犬猫にかかわらず、「どうしたら保護猫・犬と仲良くなれるでしょうか」
というご質問を見るたびに、「どうもしなくていいでしょ!?」って私はいつも思います。
普通にしてたらいいじゃないですか。
うちで保護されて、良かったね、ご飯もあるし、暖かいし、安心してね。どこか具合悪くない?トイレもできてる?慣れるまでは怖いでしょうけど安心してね。
そんな事を思っていらっしゃるのじゃないでしょうか?
それじゃ、そのようなご自分の普通のふるまいでやってみるのでいいのではないでしょうか。
(トイレ躾や、お家でのルールはまだ早いので、少し慣れてから
導入してみてくださいね)
ワンちゃんは、まず、連れて来られた場所がどんなところなのか、
そこにいる人間がどういう人なのか、それを知りたい(安全な場所なのか)んだと思います。
今はご自分や場所をワンちゃんに知ってもらう過程だと思ってください。
ワンちゃんと打ち解けるのは、そのあとで自然について来ると思って
下さいね。
ご参考に。コメント: 灰色の猫さん(回答者)
2021年01月20日
追記:
人間と同じように、動物も相手を見る時にまず目を見ます。
それは「目は口ほどにものを言う」からです。
動物には言葉の意味は分かりませんが、あなたが
「仲良くしようよ~」という時の雰囲気・声のトーン等で
意味を読み取ることができるのです。
もちろん、ジロジロ観察するように見たり睨んだりするのは
当然良くないですが、目は充血していないか、よだれは出て
いないか、鼻は元気かなど、よく見てあげて下さい。
そしてその時目が合えば、「大丈夫よ」「元気そうでよかった」
など、囁くような小声でお声かけしてあげて下さい。
不自然に目をそられたり、黙ってお世話をしたりすると、
あなたの緊張がワンちゃんに伝わって、ワンちゃんの恐怖や
緊張や不安が和らぎににくくなってしまいます。
相手が威嚇しようが怯えようが、吠えようが、関係なく
あなたはあなたらしく、自分の誠意と良心でフレンドリーに
接してくださいね。
無理に触るのは良くないですが、ワンちゃんの状況によっては
優しくなでてあげたり、抱っこできるならすると、逆に
人間の手の暖かさや柔らかさで、不安や緊張がほぐれることも
あります。
(もちろん、噛まれるようなことは避けて下さい。万一、噛まれたり
しても、怒らないでください。悲しんでくださいね。
仲良くしようとしたのに拒否されて悲しんでいるというのが
伝わるように、ちょっと大げさに悲しんでみてください)
今はあなた自身がワンちゃんに審査されていると思って、
なるべく普段の自分らしさで評価されるように接してください。
犬猫ソーシャル・ネットワーク
2021年01月19日
内容拝見しました。
野良育ちの子犬とのこと。
詳しい、状況がわからないので
一概には言えないのですが
子犬からすれば
知らない場所
知らない人に囲まれて
逃げ場がない状況です。
もし、ご自身が
そうした状況に置かれたら
どんな態度に心を開くか
想像されてみると良いかもしれません。
知らない言葉で
ずっと話しかけられたり
ニヤニヤのぞき込まれたり
訳もわからず怒られたり
撫で回されたり
終始監視されているなどと感じたら
どうでしょうか?
子犬の安全の確保を第一に
考えながら
それ以外のことの判断は
子犬の身になって
されて嫌だと思うことを
しないことです。
固まっているということは
不安で頭が
いっぱいな状態で
子犬らしい
好奇心も
働かせられない
気の毒な状態です。
食事の食いつきが悪いのも
緊張していて嗅覚が働かないため
食欲が動かないのが原因です。
まずは、子犬を直接的に
構うことより
基本的なお世話
ご飯やトイレ、お散歩などを
明るくさりげなく
繰り返して
お世話をする
後ろ姿を見せてあげて下さい。
そうした、作業をする際は
子犬に視線を向けず
穏やかな声で
何をしようとしているか
説明しながら作業して下さい。
人間の視線は
緊張を高まらせますから
食事やトイレの時などは
視線を向けないように
してあげて下さい。
安心して
ご飯が食べられるようになり
安心して
眠ることが出来て初めて
子犬の心身の軌道修正が
始まります。
お散歩が怖いようなら
しっかりと首輪を締め直し
首輪抜けしないよう対策して
伸びないリードで
子犬が何に反応しているかを
確かめながら
見るもの聞こえるものの
説明を優しく声がけしてあげながら
毎日、一緒に
ご近所を探検してあげて下さい。
こうしたことを毎日繰り返し
子犬との信頼関係が成立すれば
ここに書いたようなことを
気にしなくても済むような
過ごし方が出来るようになると思います
我が家にも
似たような状態で来た子がいましたが
緊張で固まる子は
実はとても頭の良い
賢い子であることが多いですから
焦らず根気よく
こちらの誠意を見せてあげて
頂けたらと思います。
お世話をさせてくれて
ありがとうという気持ちが
信頼関係の第一歩です。
縁あって迎えられた子犬が
ご家族皆様にとって
掛け替えのない
心温まる存在になることを
心より願っております。