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老猫の治療について
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老猫の治療について

相談番号 7,295 / view 2,056

のあのおかあさんさん

回答数
6

はじめまして。
14歳の猫と一緒に暮らしています。
先日ご飯の食いつきが悪く、元気も無かった為病院へ連れて行ったところ、脾臓が通常より腫れていること、体重が落ちていることから、脾臓に腫瘍が出来ている可能性があると指摘をいただきました。
とりあえず、抗生物質やステロイドが入った薬を処方され毎日飲んでいます。
薬を飲んで約2週間経ちましたが、元気になり、食欲も戻っていますが、体重が戻らない状態です。
体重が戻らなければ、次回の診察で全身麻酔をし、脾臓に針を刺して細胞を検査すること、
実際に腫瘍が出来ていてそれがガンだった場合抗がん剤治療をすることを言われました。(帰ってから色々調べ、通常脾臓に腫瘍が出来た場合、脾臓を全摘出が第一治療とありましたが、そこの病院では抗がん剤治療と言われました)

元々神経質かつビビリな性格で、病院も病院に行くための車も苦手。毎回パニックになっているような子です。
また以前全身麻酔をした時も、1時間ほどで目が覚めると言われましたが、なかなか目が覚めなかったり、目が覚めてもブルブルと震え、よたつきながら歩く姿を見て、この子には全身麻酔は合わないのではないかとも考えました。

出来る治療を当たり前にするのが家族として当然の事だと思います。それが責任だとも思いますし、まだまだ一緒に暮らしたいとも思います。
ただ、本当に私がしていることはこの子の為なのだろうかと考えてしまいます。嫌がるこの子を無理矢理病院に連れて行き、合わないのではないかと思う全身麻酔をさせ、美味しくない薬を飲ませ続けるのは、この子の幸せに繋がることなのでしょうか。

猫にとっての幸せって何なのでしょうか。
18歳の時出会い、それ以来14年間一緒に暮らしてきた大切な家族です。だからこそ、苦しい治療をさせるのも、治療をしないと決めるのもとても辛いです。

殴り書きで分かりづらい文章かと思いますが、皆さまの考え、経験談などおしえていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

皆さま丁寧なご回答、本当にありがとうございました。
治療に対しての違和感が無くなりました。
この子にとって、幸せな時間を少しでも長く過ごせるようにいたします。

相談者が選んだベストアンサー

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2

芝生ふさふささん

2022年12月18日

私も今まで何匹か看取ってきました。

昨年推定18歳(野良出身のため正確な年齢はわかりません)で看取った子が、晩年の3年間ほど車に乗るとけいれんを起こすようになってしまって、質問主さんの猫さんと状況が似ていると感じました。

私が取った選択は、それ以来病院に連れていくことはしなくなりました。
何せ車に乗っただけで死にそうになるので…
そして予防接種も控えました。
獣医さんもそれで良いのではないかと仰っていました。
落ち着ける場所で思うように過ごすのが幸せだという考え方の獣医さんだったので。

その上で、最晩年で色々と顕著に具合が悪くなってきた時には往診専門の獣医さんに自宅まで来ていただきました。
幸い、車が嫌いなだけで人見知りはせずむしろ誰にでも懐く子だったので往診の獣医さんを嫌がることはなく、素直に抱っこされてましたね。
それで軽い治療をしていただいたりして、最後は穏やかに旅立ちました。

私はこれで良かったと思ってます。
もし入院させて病院のケージの中で最期を迎えていたらと思うと、そのほうが辛いです。

今にして思えば、15歳前後で車を極端に嫌がるようになった時、既に寿命は見えてきてたんだと思うんですよ。
でも以降車に乗ることをさせなくなったことでストレスが減ったんじゃないかな。
だからその後3年も生きてくれたのかなと思ってます。

今も2匹の猫と暮らしていますが、あまりつらい治療はさせないでおこうと今から決めています。
ちょっと薬を飲む程度で治るなら高い治療費がかかっても受けさせたいですが、明らかに嫌がるような痛かったり辛かったりする治療を長く続けるのはお互いのためにならないと思います。

質問主さんの猫さん、そうやって真剣に考えてもらえて幸せだと思いますよ。
たくさん話しかけてあげて、少しでも気持ちの疎通ができますよう。

コメント: のあのおかあさんさん(相談者)

2022年12月20日

芝生ふさふささま

コメントありがとうございます。
このコメントを読み、私が考えていることは弱さや間違いではないのかな…と少し前向きになることができました。ありがとうございます。

本当に、今まで色んな治療を頑張ってきた分、余生は好きなものを食べ、ゆっくり家で過ごしてほしい、最後は穏やかに旅立ってほしいというのが理想です。

もう少し一緒にいたいっていうのも、最後は穏やかにっていうのも、どっちも実現させたくてヤキモキしていましたが、猫を尊重して、出来ることをするという芝生もふもふさまの優しさ、勉強になりました。ハッとしました。
まだ自分の中でハッキリ答えを出せた訳ではありませんが、進んでいくべき道が見えました。ありがとうございます。

みんなの回答

  • 灰色の猫さん

    2022年12月18日

    Good
    2

    病気の内容や治療法はわかりませんが、14歳というのは治療をするかしないか、微妙な年齢だと思います。

    現在家猫の平均寿命は15歳(20歳以上生きる子もたくさんいますが)と言われ、その辺りを境に、どういう治療が延命になり、どういう治療が根本治療になるのか、個体差もありますが、結局は飼い主さんが決めないとなりません。

    質問者さまんちのニャンちゃんと質問者さまのこれまでの関係にもよりますが、病院に行くのが負担になるようなビビりの子でひとりでいるのが比較的好きなようなら無理な治療をするより、安静に穏やかに過ごす方がニャンちゃんは好んでいるのではないかと私は思いますが、できるだけ一緒にいたい、この子も長くいたいと思っている、とお考えの飼い主さんもいます。結局は飼い主が決めないとならないのですが・・・

    私も数匹看取ってきましたが、本当にどうして欲しいのか言ってくれたらそのようにしたい、そう思いますが そうはできないからこそ、悩みます。

    私でしたらですが、
    他の病院にも連れて行ってみて、他の獣医さんの考えや治療法も聞いてみてから、総合的に判断して(そうこうしているうちに飼い主も勉強して結構なことがわかってきますから)、なるべくニャンちゃんに負担のない、単なる延命でない方法を選ぶと思います。

    飼い主としては、後悔のないようにしたいと思いますが、飼い主の希望だけを押し付けてしまうような結果はやめたいと思います。

    ちなみに私は猫ボラ(野良猫を保護するボランティア活動者)ではありません。


    ご参考に。

    コメント: のあのおかあさんさん(相談者)

    2022年12月20日

    灰色の猫さま

    コメントありがとうございます。
    セカンドオピニオンも考えておりました。
    仰る通り、他の獣医さんの考えや治療法も知りたいです。総合的に判断できたと自分で思えるようになりたいです。
    しかし、また一から先生に診てもらい、判断してもらうまでのうちの子のメンタルや体力を考えるとなかなか足が動きません…

    ただ、弱音ばかり言っている場合ではないので、色々調べたり、お医者さんとしっかり話をして、猫にとっての幸せを考えていきたいと思います。
    ありがとうございます。

  • まさみぃ

    2022年12月19日

    Good
    2

    先の方々の、看取りにシフトするというのに私も同意見です。

    治療方針を決めるのは、獣医ではなく飼い主です。

    ただやみくもにああしろ、こうしろではなく
    自分なりにじっくり考えて、セカンドの意見も踏まえて、です。

    現時点で疑問に思われているようなので、もう一件くらい意見を聞いてもよいと思いますよ。

    治療をしない、ということが悪いことだとは思いません。

    緩和ケアで、最後まで美味しく食べてゆったりできたらそれでいいと思います。

    優しい時間はゆっくりと
    苦しい時間はなるべく短く

    こころよりお祈り申し上げます。

    コメント: のあのおかあさんさん(相談者)

    2022年12月20日

    まさみぃさま

    コメントありがとうございます。
    仰る通り、現時点で獣医さんから言われている内容になかなか納得できていない状態です…。
    猫にストレス無く、セカンドオピニオンを受けられたらどれほど良いのか分かってはいるのですが、うちの子は病院が大嫌いで、診察台で大暴れ、やっと鎮静をかけずに診てくれる今の病院に辿り着き、何年も診ていただいていて、なかなか他の良い病院が見つけられない、猫のストレスを考えると私も足が動かない。という状態です。

    優しい時間はゆっくりと
    苦しい時間はなるべく短く
    この言葉とても刺さりました。

    状況や猫の体調など色々様子を見つつ、まずは今の病院の先生としっかり話し、ゆっくりと優しい時間を過ごしていけるよう、頑張ります。ありがとうございます。

  • 神宮司龍峰さん

    2022年12月19日

    Good
    0

    動物病院に任せるしか
    ないと思います
    人間でもそうですが
    最後の手段は
    専門家の医師だと思います。
    あなたのお気持ちは
    痛いほど
    良くわかりますが
    老いを迎えて
    病気になった猫に対して
    最善の努力は
    動物病院を信頼するしか
    ないのではないでしょうか
    一日も早く
    愛猫様が
    元気になったら
    いいですね。

    コメント: のあのおかあさんさん(相談者)

    2022年12月20日

    新宮司さま

    コメントありがとうございます。
    最善の努力は動物病院を信頼するしかない。
    こういった考え方もあるのですね。
    猫が若い頃は何かあればすぐ病院に連れて行っておりました。
    ただ、年老いた今、家でゆっくり過ごさせてあげたい、それが彼女にとっての幸せなのではないかと考えるようになりました。

    人それぞれの考え方があり、正解なんてないんだと思いますが、人間のエゴの押しつけにだけならないよう、もう少し考えてみます。
    ありがとうございました。

  • phouseさん

    2022年12月20日

    Good
    3

    人ならば病気になったとき、「やり残したことがあるからまだ死にたくない、来年も再来年も」と思います。手術の痛みも投薬のしんどさも良くなる為と分かっているから自ら望み我慢もできます。

    では動物はどうでしょうか?彼らは来年のことを考えてはいないでしょう。安全な場所でご飯に満足できることが一番の幸せで、まさに「今」を生きているのではないでしょうか。
    痛みはどうでしょうか?怪我の痛みと治療のための痛みの違いはわからないでしょう。どちらもただつらいだけではないでしょうか。

    私も大切なペットを看取りました。辛い治療を受けさせて一時は回復しましたが、半年もたたず再発した時はもう治療は考えなかったです。

    必ずしも寿命の長さが生き物の幸せではないと思います。
    その子らしく機嫌よく穏やかに過ごさせてあげて下さい。その子もあなたが大好きだと思いますから沢山一緒に「今」を重ねてください。

    病期やケガが分かった時に病院に連れて行くのは当然のことです。
    しかし辛い治療を受けなければならない時やその子の寿命を感じた時、どんな選択をするのかは飼い主が引き受けるべきことで医者に任せることではないと思います。どんな選択をしても後悔が残ると思いますがそれが飼い主の責任だと思います。

  • odd eyesさん

    2022年12月23日

    Good
    0

    のあのおかあさんのお気持ち、痛いほど分かります。まだお別れしたくない、一秒でも長く傍にいて欲しい・・・でもね、これは人間側の感情です。

    40年近く前になりますが、事情があって生まれて3日目の子猫の後ろ足を切断しました。私は生きてて可哀想じゃないの?幸せになれるの?と人間の感情で大泣きしましたが、その時のDrが「動物は自分の事を哀れんだりしない、その時を精いっぱい生きるだけだよ~」と言われて心が楽になったことがあります。

    その後もこれまでに犬猫26匹を看取りましたが、それだけ看取れば、中には壮絶な病との戦いの末やっと楽になれた子もいます。

    安楽死も2回経験しています。信頼できるDrと話し合ってその日を決めました。でも、どの子の時もDrと私の治療方針は、決して不必要な苦しみを与えない事です。全く元通りに回復する病でないなら、むやみに手術しても苦しみと引き換えに数年の延命?動物にとってどちらが価値があるのでしょう?

    中には治療に大金を掛けるのが愛情と感じる方もいるかも知れません。でも治療をせず自然に(出来る治療、苦しみを緩解する治療は勿論します)安らかに、ただただ信頼している飼い主と共に最後の時間を穏やかに過ごすのが自然界に生きる動物たちの一生かも知れません。

    定期健診する人間と違って動物の癌の場合、身体に症状が出てから気付くわけですからかなりステージが高いと思います。いくつかの選択肢を上げて貰って、飼い主優先ではなく、のあちゃんの気持ち優先で治療なさったら後悔はないと思います。思いっきり泣いてください。そして、現状を受け止めて前に進んでください。お二方の幸せを祈っています。

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