その他の雑種のケガ・病気に関する相談
投稿日:2022年12月04日
17歳のおばあちゃん猫についてです。
口内炎が酷くて病院に行ったところ、腎機能の低下から来る口内炎かも、と獣医さんから言われました。
疑わしい症状として口内炎と、触診で少し腎臓が硬くなってきただけで、まだ腎不全と断定できる段階ではない、仮に腎不全としても完治させる薬はないし対症療法をしましょうと言われ、その日は検査もせず、腎臓をケアするフードをあげて下さいと言われて口内炎の薬を貰い、1ヶ月後の診察の予約をして帰宅しました。
獣医さんとは10年以上のお付き合いで、とても信頼しています。
ですが、検査せずに1カ月後の診察、というのが引っかかります。
獣医さんに色々聞けば良かったのですが、まさか腎臓が弱っているとは思わず混乱してしまい、その場では疑問も何も浮かんで来ず、家に帰ってからあれこれ調べては不安になっています。
獣医さんの口ぶりでは、腎不全が確定したとしても高齢なので積極的治療はしないで行く方が良いと思っているようです。
そこで…
①高齢で腎不全の場合、薬など飲ませても延命などはそこまで期待出来ないのでしょうか?
②腎不全疑いで診察を1カ月待っても大丈夫でしょうか?(口内炎や他の症状が悪化したりした場合は予約を待たずに連れて来て、とは言われています)
皆様のご意見や経験談などお聞きしたいです。
高齢の子を連れ回すのはかわいそうな気もしますが、違う病院へセカンドオピニオンとして行くべきかとも考えています…よろしくお願いします。
みんなの回答
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薬なども対症療法ですよ。
①に関しては1匹1匹進み具合や状態が様々で薬なしでコントロールしている子もいれば投薬している子もおり、
それぞれ残された時間が短い子もいれば長い子もいて一概には言えないと思います。
8年など長くコントロール出来た子もいれば
若い子でも1年ほどであったり様々ですよ。
②うちの子も1ヶ月後の検査で確定しました。
血液検査をしなかったのは疑問ではありますが、
薬を飲ませるだけが良い治療ではないですし
高齢で色々なところにガタがくるのは普通のことですから
このままあまり手を出しすぎない方がと思われたのかも知れません。
獣医師の考えは本当のところ分かりませんが、
10年も通っていて信頼しているなら
まずは飼い主さんだけ病院へ行き詳しくご自身の考えや希望をお話してはどうでしょうか。
お話の中で獣医師の意見も聞き
それから転院するのか、今後どうしていくのか決めてはいかがでしょうか。
コメント: ゆきの姉さん(相談者)
2022年12月04日
回答ありがとうございます。
1カ月の間に腎臓が悪化してしまったら…?と不安と疑問でしたが、確定診断まで1カ月かかったとのご経験談を頂き、少し安心しました。
セカンドオピニオンの前に、今一度、お世話になっている獣医さんに相談してみようと思います。
羽根井様の猫さんもどうぞ元気に過ごされますように。 -
犬猫小動物ボラです。所謂今時の最新設備が揃っている動物病院では、特にやらなくても良いような検査をバンバン入れて弱っている動物の体に負担をかけまくった挙句、治療費も馬鹿高くなるというのが常ですが、17歳という高齢の猫さんの口内炎が心配で受診、主様のお話を伺った感じですと食事が全く摂れていないなどの切迫した状態でも無い様ですので、まずは口内炎の治療をして、それで治れば良しとしましょうというのは特に悪い対応では無いと思われ、主様も仰られておりますように信頼して良い獣医師なのではと個人的には思います。正直17歳という年齢ですので、血液検査をすればどこかしら数値の悪いところは出てくると思います。人間でも中年になりますと中性脂肪だの悪玉コレステロールだのの数値は高くなりますよね?だからといってそれを気にしすぎてお薬をのみまくると今度は他の臓器がやられてしまいます。猫の場合腎臓病の末期になりますと、食欲不振、激痩せ、多飲によるオシッコ玉の膨張など気になる症状が必ず出てきますので、そういう事よりも口内炎が気になっていたという事でしたら、まずは口内炎の治療をする。そしてひょっとしたら腎臓も弱って来ているかもしれないので療養食を食べさせる。それで1ヵ月後どうなっているか診察するという流れで良いと思います。とはいっても問題の猫さんは主様の猫さんなので、どうしても心配で1ヶ月も待っていられないと思われるのでしたら、主様の心の安定のために他の獣医でセカンドオピニオンも有りだと思います。只忘れてはいけないのは生き物には寿命というものがあります。どんなに頑張ってもいつかは別れの時が来ます。それは普通なことで当たり前のことなのです。17歳まで元気でいてくれた主様の猫ちゃんは本当にとってもいい子、そんな素敵な子のためにどうか不安な顔は見せないで、心を強く持って下さい。猫さんは大好きな主様を不安にさせるために生まれて来たのではなくて、主様を幸せにするために生まれて来たのですから...少しでも参考にして頂けましたら幸いです。。。
コメント: ゆきの姉さん(相談者)
2022年12月04日
回答して頂きありがとうございます。
確かに、診察して下さる獣医さんはいつも必要最低限の検査や、薬も少量の処方です。それが信頼できるポイントでもあります。
ですが腎不全は早く治療を始めた方が良い、というイメージがあり、漠然と1カ月の様子見が不安でしたが、もう少し大らかに考えてみようかと思います。ありがとうございました。 -
腎不全の猫を看取ったことがあります。
保護した時すでに腎不全末期、加えて猫エイズと酷い貧血。
2軒の獣医で余命半年以内、すぐに亡くなっても不思議ではないと言われました。
なるべく嫌な苦しいことはせず、のんびりゆったりして最後を迎えてもらおうということにして、投薬は必要最小限、療法食は食べてくれるときだけであとはジャンクでもなんでも好きなもの、QOL向上のための輸液、だけです。
投薬は腎不全のためではなく、猫エイズと高齢による口内炎と何らかの食物アレルギーを抑えるためにごく微量のステロイドを3日置きくらいに投与しました。
腎不全でよく投与される、ネフガードやその他サプリは一切投与していません。
それでもその子は、我が家に来て2年2か月のんびりして、最後は静かに逝きました。
他の方も言っておられますが、腎不全に対して行うのは「治療」ではなく「対処療法」です。
治療は治ることを目的に行うもの、対処療法は温存・現状維持です。
1か月の様子見が不安、というお気持ちもわかります。
が、その間にもう一度病院に行ったとて、やれることは検査くらい。
検査の数値を見たって何かできるものでもないし、数値に一喜一憂するよりも目の前の子の様子を見ることの方が大事です。
投薬も、うちのかかりつけの先生は
・腎臓の負担の軽減になる、であろう
・老廃物の排出を手助けする、であろう
・現状維持の手助けになる、であろう
すべて「であろう」であって、投与したから延命できた(現状を長く維持できた)という明確な文献やデータはない、と言われてました。
投薬することを嫌がらない子ならいいですが
口をこじ開けて薬を放り込んだり、イヤイヤフードに薬を混ぜて食べさせたり
高齢の子ならなおのこと、辛いのではないでしょうか?
それよりも口内炎を治して、食べられるうちにしっかり美味しいものを食べてくれることの方が私は大事だと思います。
なのでうちの子にはそうしました。
その結果が、先生の診断は余命半年以内だったのが2年2か月です。
治療が全てではないと思いますよ。
納得いかない、不安が残るのであれば先生としっかり話をして、これをやったらどうなる?これをしなかったらどうなる?ということをキチンと説明してもらった方がよいのではないでしょうか。
あとは猫さんの体力と運命にもよると思います。
腎不全と診断されて更に年単位でいてくれる子もいれば、あっという間に逝ってしまう子もいます。
それは何が良い何が悪いではなく、その子の運命としか言えないのでは。
「治療」に重きを置くのではなく
猫さんが今後いかに楽に過ごせるか、では?
小さな体には「食べること」=「命」ですから。
うちの子は保護して2年2か月の間で、血液検査をしたのは4回です。
保護してすぐ、余命宣告の半年を経過したころ、保護から1年がたったころ
そこから半年たったころ。
輸液を開始したのは、保護から1年経過したころです。
明らかに体調が落ちてきたので相談に行き、検査の結果を見て確証を得て輸液開始、でした。
自宅で最初は1週間に1回からスタート、最後ころは2日に1回でした。
毎日入れる子もいるようですが、うちの子の様子を見ながら私が頻度を調整していました。
回数を多くすると貧血があるため余計に苦しくなるようでしたので、毎日はしない方がうちの子にはよかったようです。
うちのかかりつけ医は私の話をしっかり聞いてくれて、その方針(投薬等せずのんびりゆったり)でいいと思います、輸液だけは尿毒症で苦しむことになるからした方がいいです、と言ってくれました。
ご自身でまずは方針をしっかり考えて、先生と納得いくまで話すことが大事です。
方針は獣医が決めるものではなく、飼い主が決めることです。
優しい時間はゆっくり
苦しい時間はなるべく短く
心からお祈りいたします。コメント: ゆきの姉さん(相談者)
2022年12月06日
回答ありがとうございました。
とにかくこの子の不快に思う事を取り除いてあげたい、と常々思っていましたが、いざ腎不全かもと言われると、真っ先に「検査と治療薬は?」という考えが浮かびました。
でも17歳の猫にとって、良い病院や良い治療法を見つける事ではなく、家で穏やかに過ごせるようにするにはどうすれば良いか、を考えるのが1番なのだろうという考えに変わりました。
ありがとうございました。
灰色の猫さん
2022年12月04日
猫は年を取れば、必ず腎臓に来ます。早くに腎臓が悪くなる子もいますが、年を取れば老衰が先か腎臓がイカれるのが先か競争になってきます。老衰で亡くなる子も、多かれ少なかれ腎臓は悪くなっています。
そちらの先生がなぜ血液検査をしないのか、私は獣医学を勉強したわけでないのでわかりませんが、たいていの初期症状は血液検査で分かります。腎臓が悪くなっている兆しの初期も、数値が出ますし、かといって初期なら全然元気でご飯も普通に食べていますので、普通は療養食を勧められます。療養食に変えてから、腎臓に負担が少なくなり長く生きることも研究で分かってきています(うちの先代の子もこの経過を歩みました)。
そのうち進行すると、腎臓の機能が低下し、お水をたくさん飲んでたくさんおしっこをするようになります。ここで、腎臓の低下した機能を助けるため、補液を点滴する対処療法が行われるのが一般的ですが、15歳くらいまでならそういう治療もありでしょうが、17歳となると、ニャンちゃんの負担もありますし、他に弱ってきている(そちらの場合は口内炎など)場合は一旦治療を始めると、総合的にいじくり回さなければならなくなることもあり、延命治療に疑問を持っている獣医さんは、あまり高齢猫の検査を好まないように私は思います。
(うちの最初の獣医さんもそのような方で、高齢だからと検査すらしてくれませんでした)
そちらのニャンちゃんはまだお水をたくさん飲むまで進んでいないようですから、腎臓に関しては初期の状態ではないかと思います。(触手で分かるほど腎臓が小さくなっているなら結構進行しているようにも思いますが・・・)
しかし、飼い主としては、きちんと検査をした上で、これはこうだ、あれはああだ、と知った上で何を選択するか決めたいと私は思うんです。私も延命治療はしない派ですが、このような現実を知っていたら、今のうちにセカンドオピニオンなど別の病院に連れて行くと思います。
また、口腔内の関連の病気は他の病気を誘発したり、既にある病気を促進したりすることがありますから、その辺も飼い主をしては詳しく知りたいところです。
知っている、という事は大事です。知った上で、後悔なきように、治療を選択して欲しいと思います。
ご参考に
コメント: ゆきの姉さん(相談者)
2022年12月04日
詳しく回答して頂きありがとうございます。
確かに、うちの猫は他にも持病があり、薬を飲んでいますのでその兼ね合いもあるのかな?とは思います。
全ての症状を知っている獣医さんに頼るのが1番良いとは思いながらも、他の方法は無いのか、私自分が納得したいという気持ちもあります…とはいえ、猫の状態を良く見ながら、どうすべきか考えたいと思います。
ありがとうございました。
コメント: 灰色の猫さん(回答者)
2022年12月05日
すみません、訂正です。
誤)対処療法 → 正)対症療法
誤)療養食 → 正)療法食