マンチカンのその他に関する相談
投稿日:2020年06月07日
マンチカンの交配について、ネットで調べれば調べるほどわからなくなり、何が正確な情報なのかわからなくなってしまいました。
いろいろ教えて下さい┏○))
先日ペットショップで、マンチカン(長足)と書かれた子がいて、お父さんお母さんの情報を見ると、お父さんがブリティッシュショートヘアで、お母さんがマンチカンでした(短足かは不明)。
マンチカンの交配には、
A.マンチカンの短足同士
B.マンチカンと純血種
C.マンチカンと折耳スコティッシュ
との交配は認められないと聞きました。
ここでいくつかの疑問が。。。
①ブリティッシュショートヘアは純血種ではないの?
②純血種だとすると、交配させてもいいの?
③このマンチカン×ブリティッシュショートヘアはただのミックスではないの?
④この子の猫種はマンチカンなの?
⑤血統書は交付されるの?
⑥マンチカン×ペルシャ=ミヌエット、マンチカン×スフィンクス=バンビーノなど、これらはマンチカンのミックスとして、新たに猫種として認められてるものの、相手は純血種ではないの?
考えるほど、良くわからなくなってしまいました。
どなたか、わかりやすく説明していただけると助かります。
どうぞ宜しくお願い致します┏○)) ┏○))
みんなの回答
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こんにちは
私も品種についてはしっかり勉強しているわけでもなく、情報が古いので、もっと詳しい方がいらっしゃったら訂正してください。
マンチカンに関する交配のルールはharu0814さんの調べたとおりで良いと思います。
①ブリティッシュショートヘアは純血種と考えて良いと思います。
ペットショップが省略しているだけで、ブリティッシュショートヘアMIXかもしれませんが、可能性を考え出すとキリがないので、ここでは純血種としてコメントします。
②お父さんが純血のブリティッシュショートヘアだったら、TICA(国際猫協会、世界で最も大きな血統登録機関)は認めないと思います。
しかし、物理的に交配させることは可能ですし、ブリティッシュショートヘアもマンチカンも人気種なので欲しいと言う人も出るだろうと期待して交配するブリーダーやペットショップもいるかもしれませんね。
ABCの組み合わせが望ましくない理由は、先天性の遺伝子疾患のリスクを回避するためですので、敢えてこれらの組み合わせで交配するブリーダーは無知か悪質なのか、それとも比較的異常を起こしにくい種類だからと分かっての上でのことか、でしょうか。
③少なくともTICAは血統書を発行しないでしょうから、ただのMIXだと思ってもらっていいと思います。
昨今の流行りで、MIXとして交配販売されている犬猫も多いですよ。
MIXだから販売出来ないルールがあるわけでもありません。
それが良いか悪いかは置いておいて。
④お父さんが純血種だとTICAは認定しないと思いますので、マンチカンと認定はしないと思います。
ブリティッシュショートヘア×マンチカンのMIXです。
⑤TICAは交付しないでしょう。
しかし、血統書の発行団体はTICAだけではありません。世界的に認められている団体、特定の地域だけで認められている団体、ブリーダーあるいはペットショップ独自で作成している場合も中にはあります。
血統書=必ずしも正当、権威あるものではないので、何処が発行したものかを確認することが大事です。
⑥現在販売されているミヌエットやバンビーノのお父さんお母さんが直接マンチカンではなく、遡るとマンチカンがルーツだったと思います。
ミヌエットはペルシャとマンチカンを交配させた子猫に、更に他の種類の猫を交配させたものです。
そこまで行くと、交雑した子猫を更に他の猫種の遺伝子を取り入れ交雑度を上げているので、安全性が高かろうとのことみたいです、多分。
すみませんこの⑥に関しては特に情報ソースはなく私がそうかな?と思う程度なので話半分で見ておいてください。コメント: haru0814さん(相談者)
2020年06月08日
ご回答ありがとうございました。
①〜⑥まで、聞きたかったことが丁寧にわかりやすく、とても参考になりました!
この度はありがとうございました(*´꒳`*)
犬猫ソーシャル・ネットワーク
2020年06月07日
ペットショップのミックスと書かれた多くの小型犬達は
見た目の可愛さ優先で、「売る」ために交配されている子達です。
血統書というシステム自体お金さえ積めば
どうにでもなるものですので全くあてにはなりません。
血統書はその犬の健康を担保するものでもありませんし
犬種は個々の犬の性質を担保するものでもありません。
子犬達の健康や安全に配慮していたら
そんな幼齢期にガラスケースに入れられて
売られるわけがありません。
おっしゃる通り
交配には守るべきルールがあり
耳折れや四肢の短さなどは骨軟骨形成異常由来のものが多いため
その交配にはより慎重さを求められます。
しかしながらペットショップの常套手段である
犬種・猫種といったブランド思考を刺激する手法の横行により
見た目優先の不適切な交配が常態化している現状があります。
せり市場で野菜のように
箱に入れられたまま
競り落とされる子犬子猫達・・・
ケージに貼り付けられたポップの情報のほとんどは
裏取りが出来ないものばかりで
不適切な交配により健康に問題を抱えている犬猫が
純血種というだけで高値で取引されているというのが実態です。
コメント: haru0814さん(相談者)
2020年06月07日
ペットショップ事情などは参考になりました。
ありがとうございました。