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2016年01月09日まで
猫伝染性腹膜炎(FIP)についておしえてください

猫伝染性腹膜炎(FIP)についておしえてください

相談番号 1,882 / view 11,094

シルクルさん

回答数
2

今年の夏に、こちらで仲介していただき、新しい家族になった子が
「猫伝染性腹膜炎(FIP)」と診断されました。
まだ1歳6か月と若く、お医者様に治療法がないと言われても諦めきれません。
なんとかできるものならなんとかしたいのです。
わらでも糸でも構いません。
この病気の子と一緒に現在病気と闘っている方、この病気の子を看取った経験のある方、
どんな情報でもいいです。教えてくださいませんか。
よろしくお願いします。

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もふちょこらさん

2015年12月26日

FIPと診断されたのは、症状が出てしまってその診断をくだされたのか、コロナウイルス抗体価検査で高い数値が出たのかどちらでしょうか?FIPでは確定診断はPCR遺伝子検査でしかできません。また、血液検査で蛋白質の項目のアルブミン/グロブリン比が高くてもFIP疑いとされます。
FIPの猫の体の中では、血管が炎症を起こしてしまって突然変異したコロナウイルスと戦うために抗体を作るけれどその抗体がウイルスと一緒に悪さをするため、ずっと戦い続けている状態です。FIP初期にステロイドによって一時的に炎症を抑えることはできますが、大火事に消火器で立ち向かうみたいなものだと言われました。
私はFIP感染はウェット、ドライ両タイプ経験しましたし、何とか1日でも!と色々試しました。まず、ウェットタイプについて。
甲状腺機能亢進症で通院していた猫が少し元気が無くなり、発熱しました。抗生剤でも解熱せず、ある日卵の白身のような便をして嘔吐、すぐに病院に連れていきました。その時は原因は特定出来ず、整腸剤で様子を見ることになりました。2日くらいたち、腹水でお腹が膨らんできたので色々検査をすることになりました。半日預けエコー、レントゲンなど、沢山の検査を受けましたが腹水の原因はわかりませんでした。その時、腹水を抜いて貰っていて、PCRもお願いしましたが結果が出るには数日かかるといわれFIPの診断はされませんでした。帰宅後、キャリーからフラフラと出てきてうずくまり、ご飯も食べない異様な状態だったのでずっと見守っていたら痙攣を起こしだしました。半日後血を吐いて息を引き取りました。
ドライタイプの猫について。
ヘモバルトネラ症で通院、ずっと発熱状態で獣医さんも色々抗生剤を変えて対処していましたが全く解熱せず1ヵ月くらいたち、血液検査のAG比が高くなってきていることからFIP疑いを持たれました。もしFIPならステロイドにより一時的に解熱するはず、試しに打ってもらいましたがそれほど解熱しませんでした。じゃあFIPじゃないかも、と希望を持ちましたが徐々に食欲は衰え後ろ足に神経症状が出現しました。神経症状は日に日に酷くなり腰が砕けた状態で、トイレでも座り込んでしまうし移動もままならなくなり、薄暗いところで何も食べずじっとするようになりました。強制給餌をし、免疫力をあげるためにヨーグルトを与え(ナチュレがよいと書いてありました)、漢方薬にも頼りました。熱は毎日測っていてある日平熱になり喜んだのですが、それは猫の体の限界を表すものでした。全身力が入らず寝たまま、辛そうに「なんで動けないの?」と言いたそうな目でこっちを見て鳴いていました。それくらいから、神経症状は脳にきたのだと思います。突然狂ったように私の足に噛み付いてきました。まだこんな力があったの?!というくらい噛み付いてきました。その発作がおさまるとまたグッタリなり…半日そういう状態で、最期もものすごく狂ったようにそこら中を噛みまくって、嵐が去ったように亡くなりました。
獣医さんはFIPは一番嫌いな病気とおっしゃいました。治すことができないから、だそうです。
長々とまとまりのない文章、読み辛くて申し訳ありません。結果がどうであれ、FIPと戦う猫のために私がやったことをまとめます。

○ステロイド注射数回
○神経症状が酷くなる前まで点滴に通う
○高栄養のフード(退院サポート、子猫用、山羊ミルクの粉末など)を与える
○ナチュレを舐めさせる
○佐野薬局さんの漢方薬を与える(ネットで検索したら色々ヒットします)

とにかく症状が出たら火事が広がるくらい早い、と例えられます。結果は厳しいかもしれませんが中には寛解して回復した猫もいると聞きます。希望を捨てず、急いで対処すべきだと思います。

コメント: シルクルさん(相談者)

2015年12月29日

詳しく、わかりやすい内容でのメッセージをありがとうございました。
必死になるあまり、飼い主さんには辛いことを思い出させてしまったことをお詫びします。
うちの子は「治らない下痢」の為に2ケ月通院し続けて、遺伝子検査の結果、最終的に
ドライタイプのFIPと診断されました。
すでにインターフェロンによる治療を始めています。
お言葉の通り、あきらめず頑張っていきたいと思います。

コメント: もふちょこらさん(回答者)

2015年12月30日

お辛いですね。当時はホメオパシーについても調べたのを思い出しました。
少しでも寛解されることを祈っています。

みんなの回答

  • みっぴさんさん

    2015年12月31日

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    0

    こんばんは。私は今年の11月にFIPで1歳11ヶ月の女の子を亡くしました。
    闘病期間は比較的長く1年ほどでした。発症は腸間膜リンパ節腫脹、ドライタイプ、腫脹は一時は7cmにもなりましたが、ステロイドで一時収まり、その後はステロイドを減らしつつ漢方薬と乳酸菌サプリを飲ませていました。インターキャットも1日おきに打ちました。調子が良かったり悪かったり繰り返しでした。亡くなるまでは、ウェット症状も出ましたが、神経症状は少なかったと感じます。亡くなったきっかけは10月から下痢になりステロイドでは治らなかったため栄養が摂れず衰弱と全身の機能不全が進んで1ヶ月後に虹の橋を渡ってしまいました。
    個人的な感じ方ですが、漢方や乳酸菌は良かったのかなと思います。私は動物の漢方医から薬を処方してもらいました。→東京には比較的多いと思います。
    また、東京のネコ専門医ではPIという免疫賦活作用のある薬も処方可能です。漢方ではなく、また海外でドライに効くという報告がありますが、まだ臨床例数は多くないと思います。ただ非常に高い薬ですので、私は使えませんでした。
    お気持ちを考えると、大変不安なこととお察しします。猫ちゃんが治癒すること、心よりお祈りします。

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