全般のケガ・病気に関する相談
投稿日:2021年08月04日
皆様、こんにちは。
生後2ヶ月ほどのオカメインコのことで悩んでおり、皆様の体験談などをお伺いしたいです。
鳥さんの足の皮についてです。
足の指の皮がぺりぺりと剥がれるようになり、新陳代謝のようなものなのか、病気の可能性もあるものなのか、悩んでおります。
疥癬の画像もじっくりと見たのですが、小さな穴が空いたカサブタのようなものではなく、鱗状の皮膚がカサカサと乾燥した様子で捲れて剥がれて来ています。
(人の日焼け後の皮捲れに似ていて、鱗模様がうっすらわかる感じに剥がれます)
本鳥は足を気にする様子は全くなく、元気に走ったり、飛んだりしています。握る力もしっかりしているようで、眠る時も止まり木にいます。
同じような経験のある方はいらっしゃいますでしょうか。何かご存知の方がおられましたら、お話をお聞かせくださると大変嬉しいです。
up10さん
2021年08月07日
はじめまして。
サザナミインコと文鳥を飼っているものです。
おそらくそれは「はばき」と呼ばれるものだと思います。文鳥などフィンチ類に多く、オカメインコのような肉厚な足を持つ鳥にはあまり聞かないですがそのようなものかと思います。
新陳代謝が衰えてきたり、ビタミンA欠乏症、甲状腺機能低下症、肝機能障害などが原因で皮膚のターンオーバーが上手くいかずに古い角質がたまっておこることが多いです。
たかむらさまのオカメインコさんは2ヶ月とお若いので上記に当てはまるとは少し考えにくいですが、あるとしたら栄養不足、ビタミン不足です。挿し餌はどのようなものを使っていましたか?粟玉のみだと栄養が足りませんので最近はパウダーフードを使います。1人で餌を食べるようになり、総合栄養食になったペレットならそれのみでよいですが、シード食ならビタミン剤を別途与える必要がありそうです。
通常のはばきならビタミン剤投与や足にワセリンや動物用軟膏を塗布、水浴びをさせるなどで改善します。
皮がむけるのがいつ頃から続いているかなどで、生まれつき内蔵能障害を持っているのか等受診や検査が必要か目安になりそうです。もし1ヶ月以上も続いてずっと皮がめくれ続けてしまうようなら鳥を詳しく検査できる病院での受診をおすすめします。長く続かず一時的なもので皮がむけてしまった後の足の皮膚の表面がカサカサしたりしていないようならあまり心配ないと思います。
今できることとしては、水浴びで古い角質を落とす、ビタミン剤(ネクトンS等)の投与、青菜を与える、めくれた皮膚が布製の物に引っかかって無理にめくれないように注意すること、などです。
無理に人の手で剥がす必要はありません、人間の逆剥けのように引っ張ったり引っ掛かったりすると血が滲むこともありえます。オカメインコさんは嘴が足に届きますのであまり気になるようなら本人(鳥)が自分でケアをします。
疥癬についても調べられたようですので補足ですが、くちばしの回りなどにカサカサしている部分が出てこないか毎日よく観察してみてもし異常があらわれたら直ぐに受診してください。
オカメインコさんをお迎え後、できれば一通りの検査をすることをおすすめします。親から既に感染してしまって発症していない保菌しているのみの感染症などは栄養をうまく吸収出来ないなどの弊害を起こすことがあります。1度そのうと糞便の検査をしてもらうと今後も安心出来ると思います。
長くなりましたがあくまで経験に基づく素人の意見ですのでわたしの話を全て鵜呑みにせず、あまり心配でしたら信頼できる獣医さんにかかってくださいね。
早くオカメさんの足がよくなりますよう願っています。
コメント: たかむら_00さん(相談者)
2021年08月10日
はじめまして、たかむらと申します。
書き込み本当にありがとうございました。色々な可能性を丁寧に説明して頂いて、不安でいっぱいだった気持ちが少し落ち着きました。
挿し餌はお迎えしたペットショップで貰っていたご飯と同じ、ふやかした粟玉にパウダーフードを加えて与えておりました。昨日、挿し餌を卒業して今はシードを自分でポリポリ食べております。
めくれていた皮は自然に取れたのか、自分で手入れしたのか、全て剥がれてしまっていました。剥がれた後の皮膚には赤み等の異変もなく、現在は新たにめくれることなく、落ち着いております。
一人餌への切り替え時に用意したお水に、ネクトンを混ぜて与えていたので、ご指摘頂いた通り、ビタミン不足で起こっていた皮めくれが落ち着いてくれたのかもしれません。青菜も与えましたので、それも役に立ってくれたのかもしれません…!
たくさんの可能性やご経験を教えてくださり、本当にありがとうございます。ペレット食への切り替えや水浴び、ビタミン等の補給、くちばし周りのかさつきのチェック、色々なことに気を付けて大事に大事に一緒に生きていきたいと思います。
実は以前、飼っていたオカメインコさんを病院での点滴後の出血により亡くしてしまい、すぐに病院に連れて行くということが怖くなってしまっていました。(勿論、明らかな病気や怪我の場合は迷わず連れて行きます…!)
今回アドバイスをいただき、しっかりと鳥を診てくださる病院を、通うことの出来る範囲で調べようと思いました。
足が良くなるように、とのお言葉とても嬉しかったです。読んでいて涙が出ました、親身になってくださり、感謝しております。
本当に、本当に、ありがとうございました。