「元気なおばあちゃん柴犬の...」神奈川県 - 犬の里親募集(335212)

１６年前、当方が経済的にも精神的にもゆとりがあり、同居人がいたころに迎えた柴犬の女の子です。当方は猫が大好きなので、猫を迎えたいと強く訴えましたが、同居人が執拗に「犬にしなさい」と言ってきたため、押し負けてしまいました。同居人とは９か月で別居し、犬を連れて転々としました。１６年間、３６６日、ほぼ当方ひとりで世話をしてきました。当方には心の病があり、世話がしんどい時もかなり多かったのですが…「最後まで責任を持って育てるんだ」と。自分なりに頑張ってまいりました。しかし、今年の８月末。歯のほとんどが根腐れた、腎臓病を患っているボロボロの野良猫を、複雑な経緯で保護してしまいました。猫は、４月に当方の前に現れました。猫には餌やりおばさんがいましたが、おそろしく杜撰な世話をされておりました。猫は口の中がひどく痛むらしく、食餌もとれなくなったため、餌やりおばさんに何度も病院に連れて行くように頼みましたが、無視されました。かかりつけや知り合いの獣医、愛護やボランティアにも相談しましたが、誰も猫を助けてはくれませんでした。猫は毎日のように、当方の足に頭をこすりつけ、「たすけて」と言っているようでした。しかし当方はワンルームアパート（ペット飼育可）で、このたび譲渡を考えている老柴とカツカツの暮らしをしており…経済的な余裕がないため、どうしても猫を迎えることができませんでした。しかし、「あるきっかけ」により、猫を保護し…現在も一緒に暮らしております。老柴と私はもともと相性がよくありませんが、保護猫とは会った初日からお互い打ち解けました。いまではもう、保護猫が可愛くて可愛くて、どうしても離れたくありません。当方の我が侭なのは承知しております。しかし、このままでは、老柴の世話が疎かになってしまいますし…当方のエゴと責任感によって育ててきた犬ですので。もとより、それほど情はなかったのだと気づきました。それでも、１６年間ともに生き抜いてきた「戦友」ですから…どうしてもどうしても、保健所に送ることができません。笑顔で、幸せな余生を過ごして欲しいのです。いまの自分は、保護猫のほうに心がいってしまっていて、どうしても犬のことを後回しにしてしまいます。どなたかどうか、老柴を引き取って、「家族」として迎えてくださいませんでしょうか。保護猫のことは、当方がなんとしても最後まで守ります。よろしくお願い致します。