会員種別と譲渡のルールについて
種別 | 資格要件 | 譲渡時の費用請求 | 譲渡時に使用する誓約書 |
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一般会員 | 特になし | 不可※1 | ペットのおうちの誓約書 |
保護活動者 (非法人の団体及び個人) |
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可※2 | 独自の誓約書を使用可 |
保護活動者 (NPOや社団などの法人) |
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可※2 | 独自の誓約書を使用可 |
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希望条件に合うペットが掲載されたら即時通知
サポートメンバー限定機能で里親になる確率UP!
掲載者 | Delacroix Dog Ranch |
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会員種別 | 保護活動者(非法人) |
ユーザーID | 807950 |
ペットのおうちは、「里親文化の普及活動」や「健全かつ安全な譲渡環境の整備・維持」といったペットのおうちの活動にご賛同頂いているサポートメンバーの皆様と、公式スポンサー各社様のサポートにより、運営されております。
生命を維持できるギリギリの削痩状態で群馬県の動物愛護センターに収容されたきれいな目をした黒い犬は横倒しのまま寝たきり状態で冷たい檻の中におりました。
16キロはあっていいはずの骨格の犬の体重は9キロ。
その寝たきりは当初栄養失調によるもとの思われておりましたが
伸び切った足裏の毛が、彼の長期に渡る寝たきり状態を物語っており、
その背景に嫌な病気が隠れているのではないかと彼を見た誰しもが薄々感じておりました。
歩けるはずのない彼が、民家の敷地外で保護されたという事実は
明確な意思を持って遺棄されたということで
ここまで人を信じて人を愛している彼が、愛したであろう飼い主からの最後の扱いを想像しただけでも涙が出ます。
同じぐらいの大きさの愛犬を2年間もの寝たきりの末、看取っている私にとって
そのサイズの短毛の犬の足裏の毛が歩行できな事により伸びてしまう様子はよく理解しており、
それがどれぐらいの長い期間でその様になってしまうものかも十分解っていました。
長期に渡る彼の絶望の日々を、来る日も来る日も餌も水も貰えなかった苦しみの日々を、
ありありと想像出来たのです。
それでも彼は初対面の私に首だけ持ち上げて満身の笑みでしっぽをふってくれたのです。
その日は沢山の犬をセンターから引き取るため搬送の車にケージを満載にして行き、
ギュウギュウに引き取った犬を積み込んだら定員オーバー。
それでも一刻も早く彼を引き取って病院に連れていきたかったので
骨と皮になって重さを殆ど感じない彼を抱き上げ助手席の足元に寝かせました。
不安そうに頭をもたげこちらを見ておりましたが暴れることなく病院に運ぶことが出来ました。
よくぞ生き延びてくれた・・・
検査の結果、免疫介在性多発性関節炎であることが判明。
投薬治療が開始されました。
不幸中の幸いで、主治医が血液内科専門ということもあり投薬治療が功を奏し、
何とか一人で立ち上がってお庭をうろつくことができるまでになりました。
目が合うと嬉しそうにゴロンとして甘えた声で鳴き、
撫でて撫でてとしっぽをブンブン振り回して甘えます。
関節は激痛が走るはずで検査も相当痛いはずですが、
痛みでパニックになっても決して人に対して口を出すことはありませんでした。
人に対して本当に気遣いのできるソフトマウス。
大好きなおやつも手から優しく食べることが出来ます。
1日4回お庭に運ぶと自分で立ち上がってトイレを済ませます。
こんな状況になっても家の中で絶対に失敗をしたことがありません。
とてもひょうきんな性格で、
お庭でのボール遊びが大好き。
何度も何度も投げて投げてとと年相応の遊びに誘うのです。
オス犬は好きではありませんが
我が家のオス犬たちとはとりあえず存在を認め合いうまくやってくれています。
腕枕で一緒に寝るのが大好きです。
ここまで性格の良い、愛に満ちた犬はそう出会えないでしょう。
投薬は一生続きます。
状況によって随時ケアも必要です。
トイレに外に出したり運んだりするのも介助が必要です。
ただ、この素晴らしい犬と、愛のある生活が送ることが出来ます。
彼の未来に希望を見せることが出来ます。
小さくてもいいのでお庭のある、15キロを持ち上げられる事のできる体力のあることが譲渡条件となります。
体重:15kg
免疫介在性多発性関節炎投薬中
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フィラリア(+)
去勢手術済
マイクロチップ挿入
検便(-)
血液検査
混合ワクチン接種
内外駆虫済み
レントゲン
左後肢靭帯断裂
※免疫介在性多発性関節炎の治療を優先し靭帯整復手術は控えております
まず必ずお見合いをさせていただきます。
お見合い場所は、東京都葛飾区の水元公園・千葉県千葉市のいずれかをお選びできます。遠方の方はリモートでのお見合いも可能です。
その後、双方で納得した場合には、後日ご自宅までお届けします。
不幸な犬をこれ以上増やさないために必ず譲渡条件をお読み下さい。
以下譲渡条件-------------------------------------------------------------
・完全室内飼育が可能な、ペット飼育可の住宅にお住まいである
・関東及び近県にご自宅がある(お届け時の往復交通費のご負担をお願いします)
・毎年の健康管理(フィラリア予防・ワクチン・狂犬病)、病気・介護の際の適切な医療を受けさせることができる
・質の高いフード・質の高い医療に理解があり、それを選ぶことができる
・犬の飼育に関して家族全員の賛成がある
・犬の生涯にわたってケアできる収入をお持ちである
・保護中にかかった医療費の一部を譲渡の際にご負担をいただける
■譲渡が難しい方の条件
・特に子犬・若犬の場合は、長時間のお留守番がある
・単身者(時間の融通がきくお仕事やペット同伴可能な職場にお勤めの方は応相談)
・未成年の方・同棲中の方
・65才以上の方からの応募。飼育の中心となる方が65才以上のご家庭。
(高齢の小・中型犬はその限りではありません。ご相談ください)
・先住犬が複数匹いる
・飼育開始がしばらく先になる
・7才以下のお子様のいるご家庭への譲渡をお断りする場合がございます
■注意事項
アンケートを頂きましてから1週間以内にご連絡いたします
応募いただいた順にご紹介ではなく、この犬に一番合ったご家庭へのご紹介をさせていただいておりますのでご理解をお願いします。
☆ホームページ・Instagramも覗いてください☆
HP
https://ddranch.jp/
団体Instagram
https://www.instagram.com/delacroix_d1/
預かりボランティアさんのアカウント
https://www.instagram.com/polka_dogs_direct/?igshid=1r33svt0uw9ov
医療費+諸費用詳細は以下をご確認ください | 32,000 円 |
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マイクロチップ | 4,000 円 |
医療費分担支援金 | 2,000 円 |
お届け時搬送交通費 | 3,000 円 |
合計金額 | 41,000 円 |
●医療費
・去勢手術
・免疫介在性多発性関節炎
・混合ワクチン摂取
・体内寄生虫駆除
・体外寄生虫駆除
・血液検査
・フィラリア検査
・他
●医療費分担支援金
保護犬のなかには高額な医療費がかかる犬もいます。
その費用の一部を、飼い主になっていただく全員の方々に広く薄く負担していただくことで、特定の飼い主への譲渡時の経費負担を抑えるのを目的とし、医療費分担支援金として一律2,000円をご負担いただいております。
●お届け時の搬送代金
保護犬の搬送に要した燃料費・その他諸経費として、一律3,000円をいただいています。
高速道路料金等については別途ご負担いただいております。
車でお届けできる範囲の方
「”犠牲を伴なうことのない”持続可能なヒトとペットの共生社会」の実現へ
ペットのおうち®︎ が取り組むコト。
ペットを犠牲にしなければ成り立たないのなら、ペット文化は一刻も早く消滅した方が良い。
犬との暮らし、猫との暮らしを次の世代に引き継ぐためには、変えるべき価値観、習慣、文化があります。