骨が飛び出すほどの大怪我を負っていたジャンプ
輪島市で保護されたジャンプ。左足に深刻な怪我を負いながらも懸命に生き延びてきた、推定5〜6歳の男の子です。保護時には命の危険もある状態で、緊急の治療と手術が必要とされていました。3本足になる見込みではありますが、これから安心できる環境の中で穏やかな毎日を過ごしていけるよう、ウェルカムチャレンジでは医療費の支援を行います。
ひどい怪我をしていたジャンプ
石川県輪島市の方から、「ひどい怪我をした猫を保護したので、預かってほしい」と保護主さんへ連絡がありました。送られてきた写真や動画を見た保護主さんは、その状態に驚いたといいます。
ジャンプの左足の先は大きく損傷し、骨が飛び出していました。さらに、傷口にはウジ虫が発生しており、命に関わりかねない深刻な状態だったのです。

重い感染症の一歩手前でした
すぐに病院で診察を受けたところ、左足の先は砕けるように損傷しており、事故による怪我の可能性が高いと診断されました。一方で、傷口には大きく盛り上がった組織も見られたため、腫瘍の可能性も否定できず、手術後に検査へ出すことになりました。
さらにジャンプは、血液の中に細菌が入り込み、全身へ感染が広がる敗血症の一歩手前という危険な状態にまで悪化していました。先生からは、「あと1日遅れていたら手遅れだったかもしれない」と伝えられたそうです。

猫エイズ陽性であることも判明し、ひどい脱水症状に加えて、体には多数のマダニも寄生していました。駆虫などを行いながら全身状態の改善が進められ、その後手術が予定されています。左足は、人間でいう太ももの部分から切断になる見込みです。
「ジャンプ」に込められた願い
ジャンプという名前は、3本足になっても、元気に、健康に、そして幸せに生きてほしいーーそんな願いを込めて、担当した獣医師さんが付けてくださいました。
輪島の過酷な環境の中で、大怪我を負いながらも必死に命をつないできたジャンプ。これからも治療やケアが必要な状態ではありますが、あたたかな家族のもとで新しい未来へ歩んでいけるまで、ウェルカムチャレンジで支援いたします。

健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっている災害時ペット捜索・救助チームうーにゃんの負担を軽減し、ジャンプが必要とするケアを続けながら、ジャンプに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局