

前脚の奇形と鼠径ヘルニアを抱えるのい
TNRの現場で避妊手術を受けた際に、鼠径ヘルニアと前脚の奇形が見つかったのい。外での生活を続けることは難しいと判断され、保護のうえで治療を進めることになりました。まだ1歳と若いのい。できないことがあったとしてもそれを個性として受け入れ、温かく見守ってくれる家族が見つかるまで、ウェルカムチャレンジで支援いたします。
のいの医療費支援が実現できていません。
チャレンジ基金に余裕ができ次第、優先順位を考慮した上でのいの医療費支援を開始したいと考えておりますが、現時点では予算を割り当てられておりません。
これ以上外で生活することは困難な状態
TNRの現場で保護された約1歳ののい。避妊(堕胎)手術を受けた際に、執刀医より「鼠径ヘルニア」と「前脚の奇形」があることを指摘されました。鼠径ヘルニアは、お腹の中の臓器が足の付け根(鼠径部)に脱出する状態で、放置すると腸閉塞などのリスクがあるため手術が必要とされています。のいはすでに妊娠後期だったため、鼠径ヘルニアが先天的なものか妊娠に伴うものかは不明とのことです。 当初はTNRの一環として元の場所に戻す予定でしたが、前脚の奇形により体をうまく支えることが難しく、鼠径ヘルニアの手術後も外での生活は困難と判断され、保護のうえで治療を進めることになりました。
避妊手術を行いました
四肢を使い正しく立つことができません
安心して過ごせる場所を探します
のいの前脚は、両側とも通常より短く力が入らず、正しく立つことも難しい状態です。保護されたばかりで性格は分かっていませんが、これからの成長を見守りながら、疾患に理解のある里親さんとのご縁を探していきたいと保護主さんは考えています。まだ若いのいには、たくさん遊んだり、いろいろなことを経験したりとこれから楽しい未来が待っているはずです。そんなのいを温かく見守ってくれる家族が見つかるまで支援してまいります。
健康上の理由、経済的な理由、災害などにより、止むを得ずペットを飼育できなくなるという事態は、誰にでも起こり得ます。その時、ペットが高齢であったり持病を持っていたら、里親はなかなか見つからず、飼い主もペットも途方に暮れることになるでしょう。
ですから、難しい状況のペットでも温かく引き受けてくださる保護団体を「みんなで支えること」。また、不遇のペットを愛情を持って迎え入れてくださるご家庭が増えるように「みんなで里親文化を育くむこと」。ペットを犠牲にすることのない、持続可能なペット文化を実現するには、これらの取り組みが欠かせません。
私たちの目標は、保護をしてくださっているはせねこわんこの負担を軽減し、のいが必要とするケアを続けながら、のいに新しい家族を見つけることです。皆さまのサポートに心より感謝申し上げます。
チャレンジ運営事務局