- 登場ペット:
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最近、クーちゃんの鳴き声を聞いていません。
鈴を転がしたようなとてもきれいな声をしていましたから、何だか寂しいです。
そして朝4時、子猫の時はニャ~、ミャ~、と泣いて必死で起こしていた感じでした。
今は枕元に座ってゴロゴロと喉をならしながらじっと見ています・・・何とも控えめなアピールです。
夫に対しては傍にいってンニャ、ムニャ、と何やらブツブツ言うらしいです。
何事に対しても鳴かなくなりました、ン~、ン~~と鳴くというよりは相槌を打って私たちと会話している感じです。
「・・・よく鳴くのは子猫気分を多く残している証拠。
あまり鳴かないのは、その子は精神的に大人っぽいということなのでしょう・・・」
という記事を読んで、少し納得しました。
いつまでも子猫と思っていたのは私達だけであって、クーちゃんは来月1歳になるのを前に心身共に成長していたのだと思います(体重4,2キロ)。
今では、クーちゃんの私達に対する態度が大人っぽくて「この人達を守るんだ!」という使命感さえ感じられる時があります。
寝る時は子猫の時には一緒に寝たのに、今は寝付くまで高い所にいて見守っています。
そして朝は私達が起きて朝食をとったりテレビを見たりするのをジ~ッと見ています。
出窓風の台はクーちゃんが外を見るために用意したのに、朝は外にお尻を向けて室内にいる私達を見ています。
ジ~~っと感じる視線、見返すとクーちゃんが見ています「クーちゃんが見ているぞ!」と、自分達が観察されているような感じもしますが、なにかと夫婦の会話は増えました。
夕食後の会話で「確かにクーちゃんは成長して、そのうち私達を超えるんだね」などと話していると・・・「ドドド、ドオ~」「ドタドタ、ドタドタ」と時代劇の早馬を連想するような音が廊下からしてきました。
オマケにその夜は白いマントをヒラヒラさせて走りまくっていました。
白いビニール袋で遊んでいて取ってのところに首が入ってしまったのです。
真っ黒なクーちんと白いマント・・・、昔のアニメのパーマンみたいでした。
いつもは、音もなく消え、現れるクーちゃん、思慮深く、クールなお姉さま!
そして真顔で(黒猫だから表情が見えにくい)毎日私達を楽しませてくれる我が家のアイドルです。
猫と時間を共有できるって、なんて幸せなんだろうと思っています。
クーちゃん、今日もありがとう!