- 登場ペット:
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港生まれの そら は、正確な誕生日はわからないのですが、
登録上、今日4月29日を誕生日としています。
祝日なのでうっかり忘れてしまうことがなく、私も仕事が休みなので。
そんなわけで、今日、そら はめでたく2歳の誕生日を迎えました!!(*>▽<*)
……昨年の今頃、
先代犬が亡くなってペットロス状態だった私は、毎日のように里親募集の犬たちをネットで確認していました。そして休みの度に譲渡会へと出向いていました。
また一緒に暮らしてくれる犬を探すことで、悲しさを紛らわせることに必死だったのです。
その時の第一の希望は「成犬(2歳未満)であること」。
家族と同居とはいえ、遅くまで仕事をして子犬を世話することは非常に困難たったのと、
あまり大人な子ではまたすぐに悲しい思いをしそうで怖かったので、これは絶対条件でした。
しかしながら、これが大変難しかったのです。
当然ではありますが、シェルターで過ごす成犬たちは、辛いことを経験してきたということで……
実際に会った犬たちの多くは、人間と一定の距離を必要としていました。
その距離は共に暮らしていく中で縮まっていくかもしれませんが、
当時の私には荷が重く、また犬と一緒に過ごす事を諦めざるをえないのか、とも考えました。
そんな中、そら に出会えたことは本当に幸運でした。
始めて「青い鳥」さんのシェルターで会った時、
一緒に散歩に行く喜びを全身で表してくれて、更に一緒にボール遊びを楽しむことさえ出来たのです。
「この犬なら、悲しいことを乗り越えてさせてくれるだろう」と思えました。
そして、
先代犬の四十九日が過ぎた6月、我が家へ迎え入れました。
一緒に過ごすようになってから、
どうしてこんなに明るくて賢い子がシェルターで過ごすことになったのか、
不思議で仕方がありませんでした。
親ばかではなく、20年近く犬を飼い続けてきた経験からしても、そら は素敵な家庭犬です。
トイレも上手に出来て、人の様子が理解できる学習能力の高い子なのです。
「実は、なにか重大な問題が(病気とか)隠されているのかも!?」とすら思ったほどに。
あえて問題を挙げるとするなら、
どこかで混じった牧羊犬の血が散歩中に騒ぐ事とか、声が大きいことでしょうか。
あと、犬が好き過ぎてすぐに遊びたがることとか?
でも、人間に対しては本当に優しくって無理に体に触っても全然怒らないのです。
「やめてよ~」って逃げたりはするんですけどね。
ご飯を食べている最中にブラッシングや足拭きをしても、気にしないのは感動ものでした。
そら の里親となってから、「青い鳥」さんの活動の様子はもちろん、
そら と出会うまでに伺った団体さんの活動は度々チェックするようになりました。
あと、獣医さんの掲示版とか。
そうしてようやく、日本の不可思議なペット事情を知るようになりました。
ペット(この言葉も微妙に使い辛い)って、私にとっては家族以外の何者でもなく死ぬまで一緒だという考えなのですが、そうではないという考えも存在するのですね。
1年前もチェックした里親募集のこ達が、まだ家族を待ちながらシェルターで年を重ねているのを見ると、自分の不甲斐なさに情けなくなります。
もっと、経済力と時間が欲しいです。
……というわけで、色々と考えさせられる日々ではありました。
しかしながら、そら のおかげでペットロスを無事に乗り越えて、
今年もまた犬と一緒に過ごせる喜びを満喫できそうで楽しみです。
で、誕生日の そら 自身はと言いますと……
………本日、入浴中にダニを発見されて、獣医さんを受診しました…………
本当は、誕生日の「すぺしゃるご飯♪」を食べさせるつもりだったのですが、
獣医さんの待ち時間におやつを食べ過ぎ、
挙句、受診時には
「家庭犬としてちょうど良い体形ではあるけど、これ以上肥やさないようにね」
と釘を刺され、断念したのです。
ごめんよ~
確かに、去年より1kg太って、今18kg……
腿がふっくらして格好良いんだけどな……
獣医さんが器具で摘み取ってくれたダニーもふっくら肥えておりました。
2、3日食事をしていたものと思われます。
ブラッシングは毎日していたのですが、憎たらしいことに一番毛足の長い所に潜り込んでました。
しかし!さすがにお風呂に入れば見破れます!!
犬用虫よけスプレーもお薬も準備万端ですので、もう大丈夫!!!
おまけに そら は白髪(毛)ですし、先代犬たち(茶:先々代/黒:先代)とは違うのです!
……まぁ、そうはいってもさすがに疲れたのか、
現在、そら はリビングの犬用ベッドで爆睡中です。
さっきは寝言も言っていました。
どうやら、走りながらワイワイ吠える夢をみていた模様。
この2歳という年も、幸せに過ごしてくれることを祈っています。