- 登場ペット:
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我が家の愛犬Ed(エド)ことEdwardは、倉敷保健所出身の元野犬。
我が家にご縁を頂いて12月で5年になります。
先輩ボランティアさんの御紹介でEdと出会い、その約1年後に私自身が倉敷保健所に通う犬ボランティアとなり、Edの協力を得ながら、文字通り、協力を得ながら・・コツコツ活動しています。
2017年も我が家にいろいろなわんこがやってきました。
1月年明け早々は、アカラス重傷でしし罠にかかっていた野犬のししくん改め雪風君が。
Edの親戚の鼻黒わんこ、小さな野犬の女の子りんちゃんを預かり、りんちゃんは我が家のご近所にご縁を頂けました。今も毎朝一緒にお散歩しています。
首のコブの手術をした野犬のやえちゃん、しし罠で足を痛めていた野犬のつね子ちゃん、ビビリ野犬の子犬トモくん改めバルド君も、我が家にて短期馴らしの後卒業していきました。
また、譲渡決定以前の収容犬でありながらも、2泊3日の預かりでEdの伴走でお散歩トレーニングをさせていただいたガウガウ野犬の男の子だったコウイチくん。
2016年の倉敷保健所卒業犬の元野犬可愛い狐さんのようなウランちゃんや、保健所で自分の子と養子の乳飲み子を立派に育て上げたさんかーちゃん改めはるちゃんがお散歩練習に我が家にお泊り保育にやってきたり。
お話がキャンセルになったEdの一族の下津井犬サリーちゃんは数か月一緒に過ごし、ペットのおうちからとっても素敵なご縁を頂いたり。
晩夏には、野犬の女の子たち、みみちゃん、えみちゃん改めももちゃん、そして、ひろみちゃんが週替わりにやってきてお散歩トレーニングを経て里親様の元に旅立って行きました。
秋からは馴れが進まない子犬たちを数日預かって、Edと一緒に馴らし、お散歩トレーニングをして保健所に返還し、ご縁を繋ごう大作戦を次から次へと・・黒龍君、青龍君、しなのちゃん、いい介くん、じーのちゃん、はす子ちゃん・・と。Edはかいがいしくお世話をしてくれました。
また、卒業わんこのかっちゃん改めまめくんや、ろく太くんがEdのところに遊びに来てくれました!
11/23の譲渡会でご縁を頂いたおまつちゃん改めちゃこちゃんも約1週間の預かりでしっかりお散歩上手になって終生のお家へ巣立っていきました。
そしてついに?!Edも私と一緒に保健所ボランティア出動することになり、保健所に訪問し、収容中の野犬たちのお散歩の伴走犬を務めるようになったのは、12月に入ってからのことです。
めでたくご縁を頂いて卒業したふな子ちゃん、現在お見合い待ちの王子くん、おと姫ちゃん、収容からまだ日が浅いちょう介くん・・子犬たちも・・Edの後について、首輪をつけられ、リードを結ばれ、人と歩く練習をがんばりました。
実は車酔いがあるEdだけれど、私とのお出かけは好きで、車には進んで飛び乗ります。2回目のボランティア出動の際、私がボランティアの際に身に着けるエプロンをバッグに入れているのを見たEdはさっと大好きなクッションから飛び降り、玄関でリードをつけられるのを待ち、リードをつけて玄関を出ると、カーポートの方へ頭を向けて歩き出そうとした所を見ると、保健所でのお仕事?!が決して嫌ではないんだと思いました。ある意味、張り切っている感じすらします。
そんなEdの様子を見て下さっているペットのおうちのスタッフの方々から、Edのお誕生日にサプライズを頂きました。ものすごーくおしゃれなレザーの首輪とリードです!もう感謝感激!!勝負の日(ってあるのかな?!)に装着しようと、大切にシェルフに飾らせていただいています。
そんなこんなで2017年も暮れようとしています。
今年は倉敷、本当に・・・・・・大変でした。というより、現在進行形で、大変です!今現在も40頭前後の野犬たちがご縁を待っています。でも、ここ数年、倉敷から処分機に送った犬はいません。大きなチャレンジを乗り越え、さらによりよい譲渡へ向けて頑張っている倉敷保健所のお手伝いをこうしてEdと一緒にできるのは光栄なこと。
私たち家族はEdを迎えたことで、生活が変わりました。この保護活動がライフワークになりました。小さな命を助けるつもりだったけれど、実際にはEdに助けられています。
こんなかけがえのない出会いをより多くの方に味わっていただけたら・・そう思います。
どの子も大切な命、みんなみんな幸せになあれ。
2018年もEdと一緒に頑張ろうと思います。
応援くださる皆様に感謝。
写真左 : Edに届いたサプライズ!感謝感激です!
写真中 : 秋にお預かりの野犬の子、はす子ちゃんのトイレ成功をほめるEd。
写真右 : 倉敷保健所にボランティア出動のEd。車で片道1時間ちょっと。