外にいる猫、野良猫、飼い主のいない猫、
猫には罪がない、と思う。
もともとは人が外に出して、
自然に増えた「野良猫」
なまじっか外でも暮らせてしまうところが、
猫たちにとっても、ある意味不幸な連鎖の始まりか。
「野良猫は、自由で気ままで、良いなぁ」なんて
言う人は、
現実を知らないだけ。
本当に外で暮らす身になって想像したこと
ありますかね?
次のご飯に必ずありつけるという保証、
ないですよ。
きれいな飲み水、飲みたい時に飲めますかね。
暑さ、寒さをしのぐ場所、ありますかね。
周りにいる猫たちは、ほとんどがライバル。
ナワバリ争い、ケンカ、
そうやって病気のウィルスももらうかも。
交通事故に遭うコの何と多いことか。
一番、聞きたくないのは、
心無いヒトによる虐待。
「虐待なんて、そんな言葉さえ聞きたくないね」と言っていた
友人の言葉、
本当にそう思います。
唯一、何とかできる方法は、
出来るだけの不妊手術、去勢手術をして、
これ以上、不幸な子猫が生まれないようにすること、
くらいですが、それも
「自然の摂理に反している」なんて
反対する人も。
私だって、生まれてくる将来の子猫たちに
「生まれてこない方が良いのだよ」なんて
言いたくないですよ。
でも、
ニンゲンは、自分たちの生活を快適にすることには
一生懸命ながら、ほかの生き物や環境のためにする
経済活動、ってないに等しいと言うか、
「ニンゲン以外の生き物に住みにくい世の中をつくっている」
こと、認めたら良いと思うのですが。
つまり「他の生き物に住みやすい世の中、環境の維持」は
努力しないとダメなものなのですが、
その努力、
出来るだけ
していきましょうよ。
ほかの生き物が住みやすい世の中は、
人間にも住みやすいはず。
それは、不便かもしれないけど、
心身にとって、健康的なはずであると
思いますよ。