エキゾチックショートヘア(猫)のケガ・病気に関する相談

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多発性嚢胞腎

多発性嚢胞腎

相談番号 2,382 / view 4,383

ぷーちゃろべえさん

回答数
3

上記診断されていますが、まだ症状は出ていません。
症状が出ていないですが腎臓病食にした方が良いでしょうか?

生後4ヶ月の検診、エコー検査で診断され現在4歳9ヶ月です。先月の検診では嚢胞の大きさも数も増えておらず、血液検査では腎機能正常で、尿検査タンパク尿少しと言われました。以前腎臓食にしたら下痢になってしまいや止めました。嚢胞はいずれ大きくなると思いますが、食事療法をすることで悪化するのを予防できるでしょか?

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サーヤさん

2016年07月01日

ご存知のように、多発性嚢胞腎は遺伝病で完治はせず、病気の進行を遅らせることが重要となるようです。もし私のネコであったなら、成長が止まる1歳から、リン酸と蛋白質の含有量を抑えた療養食に移行すると思います。糖尿病性腎症と同じように、療養食が良いことはネコも同じです。ここで、“療養食にしたいが、下痢がある”というジレンマがあります。元来、ネコは下痢し易い動物です。以下の方法で試してみてはいかがでしょうか。
・今の餌に療養食を1/10程度混ぜて与える。便の様子を観察し、馴らしながら、療養食の割合を順次増やしていく。最終的に療養食100%にする。
・ヒト用の整腸剤(ビオフェルミン及び協力わかもと/エビオス)を少量のムース(ロイヤルカナン)でくるみ、餌の上に乗っけて与える。
・この間、どうしてもひどい下痢の場合のみ、頓服的に下痢止めを処方してもらう。

生きとし生けるものの宿命、人間でもペットでも、いつかは別離のときが来ます。5歳弱で、尿たんぱく陽性とのこと、残念ながら病態は進みつつあると思います。定期的な腹膜透析をネコにするとは考えにくいので、慢性腎不全による尿毒症を最終的に覚悟しなくてはならないように思います。そのときに後悔しないよう、できるだけのことをしてあげたいと私は思っています。
・最後だとわかっていたなら(最後の9.11云々の記載は間違いのようです。)
 https://www.youtube.com/watch?v=CX5iZx7FIok

【私のネコの経験】
以前、私のネコが4月齢のときにくしゃみと下痢が起こり、餌を全く食べなくなりました。引き取り時にエイズ及び白血病の検査証明書をもらっており、ともに陰性であることが分かっていました。獣医さんで診てもらい、抗菌剤と抗ウイルス剤、最終的にインターフェロン注射と免疫力を上げるサプリメント(製品名は聞いていません。)を追加し、約2月後に症状、兆候ともに治まりました。初診時、体重3kg以下の子猫の場合、餌を食べなくなるとすぐに脂肪肝になるといわれ(脅かされ?)、ムース(ロイヤルカナン)のシリンジによる強制給餌が始まりました。とにかく摂取カロリーを増やさなければと思い、ミルク以外に唯一飲んだ流動食(カロリーエース)、(総合栄養食でない)ゼリー状の猫缶など多少でも食べられたモノを与えていました。もとの病態に加え、餌を変えたことで下痢または軟便が続いていました。腸内環境をよくすることで下痢の予防になり、また、免疫力が上がるので、前述のヒト用の整腸剤は、このときから健康になった現在も続けて与えています。なお、私のネコたちは、子猫のときから与えていたためか、ドライフードの一番上に乗っけて与えると、ムースなしでも最初に食べています。

コメント: サーヤさん(回答者)

2016年07月01日

【追記】
以下に、多発性嚢胞腎でネコを亡くされた方々がつらい経験を語っています。顕著な症状が出た段階では手遅れのようで、やはり、療養食開始は早いほうが良いと思います。
・多発性のう胞腎猫ちゃんの飼い主の方。。。、YOMIURI ONLINE
 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2015/0810/724983.htm

コメント: ぷーちゃろべえさん(相談者)

2016年07月03日

サーヤさんコメントありがとうございました

早速今日から食事療法を開始しました。食事療法が良いと分かったからには下痢になったとしてもいろいろ工夫してやっていきたいと思います。
下痢の対処法も参考になりました。
頑張っていきたいと思います。

ありがとうございました。

コメント: サーヤさん(回答者)

2016年07月04日

今回は、下痢にならないか、早く克服できるように祈っています。
なお、ご参考まで、岩手大学にネコの多発性嚢胞腎を専門に研究されている方がいらっしゃるようです。
・岩手大学動物病院WEBサイト
http://news7a1.atm.iwate-u.ac.jp/~hospital/disease/pkd.html#pkd2

みんなの回答

  • いにゅこさん

    2016年07月01日

    Good
    2

    なぜ、そう診断されたのでしょうか。
    おそらく、エコーかCT検査をなさったので判明したのだと思いますが、症状はなかったのですか。

    症状より腎機能(血液検査の結果)での判断となると思います。
    腎機能に問題がなければ、あまりオヤツなどで塩分やタンパク質を多く偏らせないよう留意して普通の(しかし比較的良質の)総合栄養食(フード)でいいと思いますが、やはり獣医さんの指示にしたがって療法食にすべきかを判断されるのがいいと思います。

    コメント: ぷーちゃろべえさん(相談者)

    2016年07月03日

    いにゅこさんコメントありがとうございました

    今のフードを見直したところ(去勢後から7歳までの雄猫用)高たんぱく食になってましたのでいろいろ調べてなるべく良質の低たんぱく食にしてみようと思っています。
    ありがとうございました。

  • sewasiさん

    2016年07月01日

    Good
    2

    家の子も同じ病気です。療法食は飼い主がしてあげられる最大のケアだと思います。今は症状が安定しておりますのでQOLを維持できるように、新鮮なお水をたくさん飲める環境造りや、マッサージ、リン吸着剤など、しらべた中で良いとされるものはなんでも試していますよ。
    とはいっても治る病気ではありません。あまり考えたくはありませんがそう長くは生きられない事を覚悟して、好きなフードやおやつの楽しみも混ぜながらやりくりしています。
    最後の時が来るまで不安や苦痛をできる限り排除してあげたいと思っています。

    コメント: ぷーちゃろべえさん(相談者)

    2016年07月03日

    -- このコメントは削除されました --

    コメント: ぷーちゃろべえさん(相談者)

    2016年07月03日

    sewasiさんコメントありがとうございました

    私も食事療法はもちろんできることは何でもしたい気持ちがあります。
    おかげさまで病状は安定しているのでこの状態が維持できるようにいろいろ調べて
    できることをやっていきたいと思います。
    それにしても毎回検査のときは病状がすすんでいないかひやひやしますよね。
    お互いに大切な猫のために頑張りましょう。ありがとうございました

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